どんな税金や手数料がかかるのか
2種類の税金(関税と消費税)および 通関手数料 (200円/箱)がかかります。
※化粧品は関税が無税ですので、消費税のみ発生します。
関税や消費税の金額の算出方法
関税額 = 課税価格 (商品の価格 の 60%) x 品目ごとに決められた関税率
関税率は税関のサイトで最新の「輸入統計品目表(実行関税率表)」で確認できます。品目によって、簡易課税が適用されたり、一般のWTO協定の課税率が適用されたりします。当店で扱う商品では、ピューレやドライフルーツは10%、コーンスナックは16.3%、授乳ティーは5%などです。これらは通関時に税関職員によってどの品目か、どの税率で計算するか決められますので、当店にてあらかじめ確実にお伝えすることができません。
消費税 (食品) =課税価格 x 軽減税率 8%
消費税 (食品以外) =課税価格 x 10%
例えば、27,360円購入するとしたら
同じ27,360円でも、購入商品の品目によって、税率が変わります。
関税が無税の化粧品ばかり購入するのと、関税がかかってくるものを購入するのとでは、全然違うということは、想像がつきますよね。
合計金額で税金の値段が決まるのではなく、何をどのくらい買ったか、というのが決め手になります。
以下に、例えの税金の計算を載せますが、おおよその金額としてご理解ください。実際に通関の際に品目を決定して税金の計算をするのは各税関になります。
ここで載せている品目や金額と同じように計算されない可能性も十分にあります。購入する商品の詳しい税額を知りたい場合は、ご注文前に税関相談官室にお問い合わせください。
例)次の8品目、商品合計27,360円を購入するとします。
| 1. くだものピューレ | 6,400円 |
| 2. ドライマンゴー | 3,200円 |
| 3. フリーズドライいちご | 2,400円 |
| 4. コーンスナック | 5,100円 |
| 5. シリアルフルーツバー | 2,160円 |
| 6. 授乳ハーブティー | 3,200円 |
| 7. ボディミルク | 2,400円 |
| 8. フィンガーペイントセット | 2,500円 |
上記のお買い物で発生する税金はおよそ次の通りです。
関税額1,400円 + 消費税額900円 + 地方消費税額200円= 合計 約2,500円
これが箱一つで届いたら、プラス200円の通関手数料が加算され、配達員に2,700円お支払いいただくことになります。
では、詳しい計算を見ていきます。同じ税率の商品ごとに計算します。
ここでは簡易的に消費税と地方消費税を分けずに一括して「消費税」として計算します。
1.くだものピューレ、2.ドライマンゴー、3.フリーズドライいちご
(関税率10%)
1. 2. 3. の商品合計金額12,000円 x 0.6 =課税価格7,200円。
この課税価格7,200円をもとに、端数処理をしたりして関税額、消費税額、地方消費税額を計算します。
端数処理した課税価格7,000円 x 関税率 0.1 (10%) =関税額700円
消費税課税基準額7,000円 x 0.08(軽減税率)= 消費税額560円
4.コーンスナック 、5.シリアルフルーツバー
(関税率16.3%)
4. 5. の商品合計金額7,260円 x 0.6 =課税価格4,356円。
この課税価格4,356円をもとに、端数処理をしたりして関税額、消費税額、地方消費税額を計算します。
端数処理した課税価格4,000円 x 関税率 0.163 (16.3%) =関税額652円
消費税課税基準額4,000円 x 0.08(軽減税率)= 消費税額320円
6.授乳ハーブティー
(関税率5%)
6. の商品価格3,200円 x 0.6 =課税価格1,920円。
この課税価格1,920円をもとに、端数処理をしたりして関税額、消費税額、地方消費税額を計算します。
端数処理した課税価格1,000円 x 関税率 0.05 (5%) =関税額50円
消費税課税基準額1,000円 x 0.08(軽減税率)= 消費税額80円
7.フィンガーペイント
(関税率3%)
7. の商品価格2,500円 x 0.6 =課税価格1,500円。
この課税価格1,500円をもとに、端数処理をしたりして関税額、消費税額、地方消費税額を計算します。
端数処理した課税価格1,000円 x 関税率 0.03 (3%) =関税額30円
消費税課税基準額1,000円 x 0.1(標準税率10%)= 消費税額100円
8.ボディーミルク
(関税率 0% 無税)
8. の商品価格2,400円 x 0.6 =課税価格1,440円。
この課税価格1,440円をもとに、端数処理をしたりして関税額、消費税額、地方消費税額を計算します。
端数処理した課税価格1,000円 x 関税率 0 (無税) =関税額0円
消費税課税基準額1,000円 x 0.1(標準税率10%)= 消費税額100円
最後に、それぞれの関税額と消費税額の合計を出します。
関税額合計= 700 + 652 + 50 + 30 + 0 = 1,432(端数処理)→ 1,400円
消費税額合計= 560 + 320 + 80 + 100 + 100 = 1,160(端数処理)→ 1,100円
それにプラスして、通関手数料が 200円/箱 かかります。
