子育て中の毎日、ちょっとしたおやつに便利な「フルーツピューレ」。
パウチタイプなら持ち歩きやすく、お出かけ先でも手軽に食べられるので人気です。
子どもも喜んで食べてくれるので、ついつい頼りたくなりますよね。
でも、「甘すぎないかな?」「歯に良くないって聞いたことがあるけど大丈夫かな?」と気になる方も多いはず。
ドイツの消費者誌 ÖKO-TEST では、多くのピューレ製品を調べ、糖分や添加物、虫歯リスクについて注意を呼びかけています。
ÖKO-TESTとは?詳しくはこちら
そこで当店では、安心して選んでいただけるよう、こんな基準で商品をセレクトしています。
当店のこだわり基準
1. 糖分は100gあたり約10g以下
りんごや洋ナシの自然な甘さがだいたい10gほど。
これを目安に、100gあたり10g以下のものだけを選んでいます。
2. 「隠れた糖分」がないもの
「砂糖不使用」と書いてあっても、実は濃縮果汁(りんごやぶどう)を加えて甘さを強めている商品があります。
こうした場合、角砂糖に換算して6個分以上になることも。
甘さは素材そのままに、余計な甘味を足していない商品を選んでいます。
3. レモン果汁やクエン酸が添加されていないもの
酸味料は保存のために使われることがありますが、酸と糖が一緒になると乳歯のエナメル質を傷つけやすく、虫歯のリスクが高まります。
できるだけ余計な酸味料を使っていないピューレを選んでいます。
4. 対象月齢が明記されているもの
「6か月から」「1歳から」といった月齢表示があるピューレは、ドイツの厳しいベビーフードの規制に基づいて作られており、残留農薬や添加物の基準も安心です。
(一方で対象年齢の表示がない製品は、これらの規制の対象外となり、基準が緩いです。)
当店では、安全性を重視し、ピューレに関しては6か月以上と明記された製品のみを扱っています。
ピューレにはいろんな種類があります
フルーツミックス(スタンダード)
フルーツのみをミックスした、いちばんオーソドックスなタイプ。
りんごや洋ナシをベースに、果物の自然な甘さをそのまま味わえます。
フルーツ&野菜ミックス
- 野菜が多めのタイプは、糖分が5〜6gと低め。小さな赤ちゃんにも安心のおやつに。
- くだものが多めのタイプは、フルーツの美味しさはそのままに、少し野菜を加えて糖分を抑えています。
フルーツ&穀物ミックス
オート麦やキビなどの穀物を加えて糖分を抑え、腹持ちもよく仕上げたタイプ。
ピューレをあげるときのちょっとした注意
キャップの誤飲について
当店で扱うピューレはすべて大きめのキャップのものを採用していますが、万が一の事故を防ぐため、お子さまがキャップを口に入れないよう必ず見守ってください。
ダラダラ吸いに注意
ピューレは一気に飲んでしまう子が多いですが、長時間ちょっとずつ吸っていると虫歯のリスクが高まります。
食べ終わったらお水をひと口飲ませてあげると歯にも安心です。
環境のことも少しだけ
アルミとプラスチックのパウチなので、ごみの問題はたしかにあります。
でも、子育ての現場では「便利さ」も大切な助けになります。
たとえば夏の移動中に果物を持ち歩くのは難しいですが、ピューレなら安心。
冷凍して持って行けば、ひんやりスムージーとして楽しめます。
環境のことも心にとめながら、必要な場面で上手に使っていただければと思います。
さいごに
ピューレは、子どもが楽しみながら果物や野菜をとれる便利なおやつ。
でも、糖分や歯への影響を考えると、やっぱり選び方が大事です。
当店では、安心して毎日の子育てに取り入れていただけるように、厳選したオーガニックピューレをご紹介しています。
ぜひ、お子さまのおやつ選びに役立ててくださいね。
ご紹介したピューレはすべて、
当店の フルーツピューレ一覧ページ からご覧いただけます。
お子様のおやつやお出かけのお供に、ぜひチェックしてみてください。
参考文献:ÖKO-TEST Magazin(epaper)「Obstbrei in Tüten: Quatschobst」(Ausgabe 3/2015, 27.02.2015掲載)


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